お札の製造元
先日、500円の買い物に1000円札を渡したら、
「お釣りが旧札になるけどよろしいでしょうか?」
と聞かれた。
ははーん、今から渡すお札を新札のどれかと間違えてるなと思ったら、本当に500円札が出てきた。びっくり。岩倉具視ですよ。
珍しいのはいいのだが、逆に本物かどうかが不安になってくる。しげしげとよく見ると、
大蔵省印刷局
と書いてある。
「あれ?お札の製造元って大蔵省造幣局じゃなかったっけ?」
とおもってほかのお札も見てみた。
樋口一葉と野口英世を見ると
国立印刷局
と書いてある。まるで聞き慣れない名前。そんなバカなと思って、古い福沢諭吉を見てみると、「財務省印刷局」のものと「国立印刷局」のものが見つかった。
つまり、古くは大蔵省印刷局が製造していた。その後、省庁再編で大蔵省が財務省にかわって、財務省印刷局がお札を作りはじめたが、最終的に、国立印刷局がお札を作っている、ということか。
こうやってみると、どこにも「大蔵省造幣局」なんてのは出てこないのだが、はてさて、いったいどこでそんな知識が紛れ込んだのやら。。。
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コメント
大蔵省造幣局(こちらも今は独立行政法人)は紙幣ではなく、貨幣=コインを作っているところですよ。大阪と広島に工場があったように記憶しています。
投稿: 泥舟 | 2004.11.26 01:09
500円札??玉じゃなくて?もう何年も見てない気がする…
投稿: aki | 2004.11.26 10:17
>泥舟さん
ほう、造幣局は硬貨作ってるところなんですかφ(..)メモメモ
納得です。お札に書いてないわけですね。
造幣局、大阪にはありますね。桜の通り抜けが有名です。
広島は知りませんでした。情報ありがとうございます。
>akiさん
そうなんですよ。500円札です。
お釣り用に用意するには絶対500円玉より大変ですよね。
何でそんなのが出てきたのか不明ですが
「サービスだったんだ」
と思っておくことにしました (^^)
投稿: AKIIRA | 2004.11.26 15:46