IBMがPC事業の売却を検討か
スラッシュドット ジャパン | IBMがPC事業の売却を検討か
昔のThinkPadはあこがれだった。
701Cのバタフライキーボード、縁の少ない液晶ディスプレイは、当時、かなり衝撃的だった。560の大判薄型でしっかりしたキーボードも非常に好評だった。ノートなのにデスクトップ並みのキーボードを搭載する、キーボードにこだわりのあるメーカーという印象が強くなった。
ThinkPad220もよかった。乾電池で動くパソコンとして、今でも使えなくはない。220の半分がコンセプトのPalmTop110(通称ウルトラマンPC)も遊び心あふれるが、十分実用になる名品だった。チャンドラも汎用バッテリを使えたり、PCカードスロットが3つあったり、一部で伝説となったPCだった。ライオスと開発したこれらのマシンは、非常にモバイルに向いていた。
評判が悪くなったのはThinkPad240の頃かな。液晶が真っ白になったり、キーボードがそれほどよくなくなってたり。ThinkPadといえば質実剛健&キーボードがよいとは必ずしもいえなくなっていた。
結局、私の中ではLinuxを載せたいなら間違いがないノートPCという位置づけになってしまった。Windowsで使うなら、重いし高いし、それほど優位性が見いだせない。ThinkPadブランドには未だに魅力があるものの、買おうとは思わないし、人にも勧めにくいのは確か。やっぱり撤退は必然なのかなあ。
結局ThinkPad220が私が手にした最初で最後のThinkPadになってしまったなあ。
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