大規模テキスト編集
私が今の会社に入社した頃、秀丸の最大行数は100万行だった。
1年分の新聞記事が入ったテキストファイルなんかでは100万行を超えることもあり
秀丸で開けないテキストの加工にはPerlを使った。
あれから10年弱。
600MBを超えるようなXMLファイルを扱うことがあり秀丸で開いた。
秀丸の最大1000万行まで扱えるようになっていたが、それでは足りなかった…。
うーむ、秀丸ってテキスト処理ツールとしてはもう一つ頼りにならない。
で、調べてみた。以前からテキスト編集をする人に定評のあるMIFESは
今でもバージョンアップが続いているらしい。
http://www.megasoft.co.jp/mifes/
いつの間にやらLinux版なんかもあるが、いかんせん高い…。
次に、手持ちのPeggyを試してみた。
http://www.anchorsystems.co.jp/anchor/ashp/peggy/pegindex.html
一応読み込めたが、スクロールするたびに反応なしになるほど重く、
実際には使い物にならない…。
エディタは軽くてサクサクというのが売りだけど、大規模テキストはあまり想定されてないのかな。
と思って、さらに調べると大規模テキスト対応を売りにしたエディタがあった。
その名も鈴川エディタ。
http://www.geocities.jp/itprintjp/
うたい文句には100GBでも読めると書いてある。600MBのテキストを読ませたが
読込に相応の時間がかかる以外は、読み込んでしまえば動作は非常に軽い!
これはびっくり。いいなあ、これ。
ただ、それだけのために3000円を払うのはためらわれる。
「そういえばlessやtailなんかも使ってたな」
と思って、UNIX文化の知恵も拝借。
まず、WindowsでemacsといえばMeadow
http://www.meadowy.org/meadow/
こちらは読み込めるのは読み込めるのだが、遅い…。
次に、viの進化形であるvimを試した。
http://www.vim.org/
日本語対応ならこっちの方がいいのかな。
http://www.kaoriya.net/
手元にVer.6.1があったので、読み込ませてみたら、読込には時間がかかるが
それ以降の処理はサクサク!さすが!
「よし、これだ!」と思って最新版をインストールして読ませたら、これがだめだめ…。
というわけで、再び6.1のvi使いになったのでした。
新しいものがよいわけではないというお話しでした。
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コメント
xyzzy は?
投稿: nori | 2007.01.12 00:08
xyzzy試してみた。
1GBメモリが空いてるのに、「メモリが足りません」
というメッセージが出て読み込めなかった。
投稿: AKIIRA | 2007.01.12 17:29
(._.) φ メモメモ
投稿: nori | 2007.01.13 02:01